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Awaji Island Japanese Honeybee Lab

日本固有の在来種である日本蜜蜂は、その蜜が市場に流通する割合が全体のわずか0.1%に過ぎないほど希少です。

特に、淡路島のように海に囲まれた地域で育つ淡路島日本蜜蜂は、他の地域と混ざらない独自の特性を持ち、非常に貴重な存在です。

 

淡路島は「花島」とも称され、四季折々に咲き誇る花々がミツバチにとって理想的な環境を提供しています。

しかし、ミツバチの減少が進むと、野菜や果物、綿花など多くの農作物の育成が難しくなり、世界の農作物の1/3が失われる危機が訪れるかもしれません。

 

アインシュタインが「ミツバチが絶滅すると、その4年後に人類は滅びる」と語ったように、ミツバチは私たちの生活に不可欠な存在です。

 

日本全国に生息する日本蜜蜂は、元来日本にしかいないミツバチの原種です。

また、淡路島は特に海に囲まれているため、他の地域の日本蜜蜂と混ざらないオリジナルの日本蜜蜂が生息していると考えられます。

 

街中で見かけるミツバチには西洋ミツバチと日本蜜蜂が存在しますが、広く見かける場合は日本蜜蜂の可能性が高いです。

 

西洋ミツバチが巣箱周辺の蜜を集めるのに対し、日本蜜蜂は半径2kmまで広く活動し、様々な花や樹木から蜜を集めるのが特徴です。

 

そこで、私たちは日本蜜蜂と花の美しい共生の姿を広く知っていただくため、「日本蜜蜂と花のベストショット」をテーマにした写真コンテストを開催します。

 

花みどり2025の開催期間中、この時期は日本蜜蜂の分蜂期にあたり、1年で最も活発に蜜を集める時期ですので、さまざまな場所で撮影が可能です。

 

コンテスト審査員には、洲本市のフォトグラファー津田孝二さん、映画監督入江富美子さんをお迎えします。 このコンテストを通じて、日本蜜蜂の重要性について考える機会を提供し、ミツバチを知らない世代や都会で暮らす方々にも、その魅力と大切さを感じていただけることを目指しています。

 

さらに、写真コンテストに加えて「日本蜜蜂巣箱DIYワークショップ」も併せて開催します。

このワークショップでは、参加者が自らの手で日本蜜蜂の巣箱を作成し、持ち帰ることができます。

 

日本蜜蜂を育てる楽しさや自然との共生の大切さを実感し、自宅やコミュニティで日本蜜蜂の保護活動に参加していただける機会を提供できることを嬉しく思います。

私たちは、このイベントを通じて日本蜜蜂の魅力とその重要性を広く伝え、自然環境の保護や持続可能な農業の実現に貢献したいと考えています。

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